骨粗鬆症について

骨粗鬆症という病名は多くの方が耳にしたことがあると思います。
医学的には「骨強度の低下により骨折の危険性が高まった状態」と定義されています。
つまり転倒したなどの軽微な外力により骨折を起こし易い状態のことです。
骨粗鬆症だけではほとんどの場合、どこか痛いとかなどの症状は起こしません。
頻度の多い骨折は橈骨遠位端骨折(手首)、大腿骨頚部骨折(足の付け根)、上腕骨近位端骨折(腕の付け根)、脊椎圧迫骨折などがあります。

高齢化社会に伴い骨粗鬆症患者は増加しています。
高齢者が骨折を起こした場合、骨折をきっかけに寝たきりになることもあるため、社会的な問題になっています。
骨密度はホルモンの関係上女性の方が低下しやすく、特に閉経後は女性で顕著に減少します。

診断を行うにはレントゲン検査の他に骨密度の測定が必要となります。
骨密度測定装置には種々の機種がありますが、正確な診断を行うにはDEXA法による測定が推奨されています。
レントゲン検査と同様な方法で特に痛みもありません。
5〜10分程度で検査は終了します。
当院にも設置してありますので、特に女性の方は一度検査することをお勧めします。

岐阜県瑞浪市にあります「野田整形外科」では「やさしい心が伝わる医院」を合言葉に職員一同力を合わせて地域医療に貢献できるよう努力しています。

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